龍が叫ぶ

思いのままに叫びあげろ!

どうなる!?第197臨時国会。

どうも!龍です!

 

 

今日、第197臨時国会が召集されました。

 

臨時国会とは毎年開かれることが決まっている通常国会や総選挙のあとに必ず開かれる特別国会とは異なり、内閣または衆議院か参議委員のいずれかで総議員4分の1以上の要求があった場合など、必要に応じて閣議決定により臨時に召集される国会です。

 

今回の会期は12月10日までの48日間であり今日行われた安倍首相の所信表明演説と麻生太郎副総務兼財務相の財政演説に対する各党代表質問が安倍首相の中国訪問後の29日〜31日に行われる予定です。

 

 

では

今日の午後、衆参両院本会議で行った安倍首相の所信表明演説はどのようなものだったのか。

以下要旨です。

 

【はじめに】

激動する世界をど真ん中でリードする日本を創り上げる。

 

次の3年間、その先頭に立つ決意だ。

 

 

【強靱(きょうじん)な故郷づくり】

自然災害が相次ぎ、日本列島に甚大な被害をもたらした。

 

生活に欠かせないインフラの総点検を進める。

 

災害時にライフラインが維持されるよう強靱なインフラを創り上げていく。

 

防災・減災、国土強靱化のための対策を年内に取りまとめ、3年間集中で実施する。

 

 

【地方創生】

生涯現役社会を目指し、65歳以上への継続雇用の引き上げや中途採用・キャリア採用の拡大など雇用制度改革に向けた検討を進める。

 

消費税率引き上げが経済に影響を及ぼさないようあらゆる施策を総動員することと併せ、来年10月から幼児教育を無償化する。

 

さらに再来年4月から高等教育を無償化する。

 

全ての世代が安心できる社会保障制度へと、今後3年かけて改革を進める。

 

入国管理法を改正し、就労を目的とした新しい在留資格を設ける。

 

 

【外交・安全保障】

私自身が金正恩朝鮮労働党委員長と向き合わなければならない。

 

拉致問題の解決に向け、あらゆるチャンスを逃さないとの決意で臨む。

 

ロシアとは戦後70年以上、平和条約が締結されていない異常な状況にある。

 

プーチン大統領との信頼関係の上に領土問題を解決し、平和条約を締結する。

 

私はあす中国を訪問する。

首脳間の往来を重ねると同時に、あらゆるレベルでの交流を飛躍的に強化し、日中関係を新たな段階へ押し上げる。

 

今こそ、戦後日本外交の総決算を行う。

基軸は日米同盟だ。

 

日本と米国は、戦後一貫して強固な同盟国であるとともに、世界の自由貿易体制を共にけん引してきた。

 

先月、日米物品貿易協定の交渉を開始することで合意した。

 

自由で公正な貿易を一層促進し、双方に利益が得られる結果を出していく。

 


【平成の、その先の時代の新たな国創り】

来年、20カ国・地域(G20)大阪サミットを開催する。

 

その翌年には東京五輪。皇位継承まで残り半年余りとなった。

 

歴史の転換点にあって、平成の先の時代に向かって、新たな国創りを共に進めていこうではないか。

 

国の理想を語るものは憲法だ。

 

憲法審査会で政党が具体的な改正案を示すことで、国民の理解を深める努力を重ねていく。

与野党の政治的立場を超え、できるだけ幅広い合意が得られると確信している。

 

国民と共に議論を深め、国会議員の責任を共に果たしていこうではないか。

 

 

【おわりに】

政権奪還を成し遂げた時の初心はいささかも変わるところはない。

 

長さゆえの慢心はないか。

そうした国民の懸念にもしっかりと向き合っていく。

 

長さこそ力だと思ってもらえるよう、一層身を引き締めて政権運営に当たる決意だ。

 

 

 

龍なりの今演説で注目すべき要点としては

平成30年度第1次補正予算案

→自然災害の復興費など9356億円を計上

 

「被災者の心に寄り添いながら生活再建を加速する。」

→電力などインフラの総点検、災害時のライフラインの確保と強いインフラづくりを宣言した。

 

「生涯現役社会」の実現

→65歳以上への継続雇用引き上げ検討。

 

消費税率引き上げが経済に影響を及ぼさないようあらゆる施策を総動員する。

→来年10月から幼児教育を無償化する。

→再来年4月から高等教育を無償化する。

 

「世界中から優秀な人材が集まる日本を創り上げていく」

→就労を目的とした新たな在留資格創設を柱とする入管法改正を目指す方針を表明した。

 

憲法改正

→「国の理想を語るものは憲法」

→「あるべき姿を最終的に決めるのは国民だ。」と指摘した。

 

「憲法審査会で政党が具体的な改正案を示すことで、国民の皆さまの理解を深める努力を重ねていく。」

→今国会中の自民党改憲案の提示に意欲を示した。

 

「私自身が金正恩朝鮮労働党委員長と向き合わなければならない。」

→日朝首脳会談を実現させ、問題解決に全力をあげる考えを示した。

 

この4つと考えています。

 

 

なぜなら

平成30年度第1次補正予算案

今年安倍政権が打ち出した2019年度の防衛費は過去最高の5兆2987億円(米軍再編費除く)。

 

今回の自然災害の復興費は5分の1にも満たないたったの9356億円。

 

国にとって国民の安全とは一体何なんでしょう。

 

「被災者の心に寄り添いながら生活再建を加速する。」

そしてインフラを加速すると言ってはいるものの遅い!とヤジが飛び交ったように遅いの一言に尽きる。

 

日本政府が豪雨災害時、北海道地震の時なにをしていたのか今一度国民たちは考えなくてはならない。

 

結果、被災者の心に寄り添いながらと言う言葉の重みはなく何も響かない。

 

65歳以上への継続雇用引き上げ

生涯現役を謳っているが京王電鉄での60→65歳のの定年引き上げで生涯年収は変わらないということがわかっており、ここでいう定年延長分はタダ働きである。

 

 

消費税増税に伴いあらゆる施策を総動員

現状生活保護費は削られていく一方で国民たちにとって税金が国民たちのために還元されているとは思えない。

 

在日コリアンの視点としては来年10月からの幼児教育、再来年4月から高等教育の無償化適用から除外されている。

 

「国の理想を語るものは憲法」

 ↓

勘違いしている模様だが憲法は国の理想を語るためにあらず国家権力の抑止即ち主権者である国民が政治権力を制限するルールが憲法である。

 

なにを考えてるんだ!勉強し直せ!というヤジが飛び交うがその通りであり国民は安倍首相の言っていることが安倍晋三の理想=憲法であることに気付かなくてはならない。

 

幾度となく発言をしてきているが実際に行動に移したことはない。ただの政治パフォーマンスであることに気付かなくてはならない。

 

それは金正恩国務委員長がいつでも準備はできているという発言に安倍晋三の失態が全て表れている。

 

こう思うからです。

 

 

安倍首相は今回の演説の冒頭部分で

「強い日本。それを作るのは、他の誰でもない。」

と述べています。

 

しかし彼の言う強い国日本とは戦争のできる国であり軍事大国化を目指す安倍晋三に政治思想の表れだと思います。

 

 

もちろん今回の所信表明演説を見て安倍晋三に改めて危機感を感じていますが、このことに関して無知無関心な日本国民特に若い世代に危機感を感じています。

 

前回の記事でも言いましたが今回のような安倍晋三に対する発言に対してのヤジ、批判はいまの若者からすると全てケチや文句でありこうした安倍晋三の発言が若者たちの無知無関心を進行させているのではないだろうか。

 

 

いま国家権力の暴走を止めなければ平和な未来は訪れない。

 

 

日本国民よ。

 

いまこそ目を覚まし国家権力に立ち向かい真の民主主義を勝ち取るんだ。