龍が叫ぶ

思いのままに叫びあげろ!

最近話題の自称右翼の軍国主義者

どうも。龍ちゃんです。

 
So call me,if you want ,a right-wing militarist.

 

国連総会出席のために米国を訪問中の安倍晋三首相は2013年9月25日午後(現地時間)ニューヨークのハドソン研究所が開いた会合にて演説を行い、その際このように発言しました。

 

日本のメディアは

「もしみなさまがわたしを右翼の軍国主義者として呼びたいのであればどうぞそう呼んでいただきたい。」

と訳し報道。

 

この発言が最近ネットにアップされ話題になっています。

 

この演説は保守派のシンクタンクであるハドソン研究所が米国の国家安全保障に貢献した人に与える「ハーマン・カーン賞」の受賞者に安倍首相が選ばれたことを記念して行われ米国人以外でこの賞を受賞したのは安倍首相が初めてでした。

*歴代受賞者は.レーガン元大統領、キッシンジャー元国務長官、チェイニー元副大統領など皆米国の保守指導者

 

ハドソン研究所は

「安倍首相は日本の経済活力を復活させるために必要な改革を進めている力のある変革型リーダーだ」

と評価しました。

 

 

この演説から5年経ったいまネットでは

・これを海外で首相にドヤ顔で発言されたら「日本人は平気なのか?」と日本人全体の意識レベルを疑わられる。
・君は右翼でも軍事主義者でもない、只の無知無能な強者追従、弱者踏潰の偏執狂だよ。
・もう、こんな総理は嫌だ!!
・無限大のバカ

など批判の声が圧倒的に多いです。

 

 

当時、菅義偉官房長官の記者会見でも

「『右翼に軍国主義者』という表現はあまりにも過激で挑発的なものではないか。そのように言うから、中国と韓国が『なるようになれ』という態度になるのではないのか」

という記者の質問があふれ、テレビに出演した評論家の古賀茂明元経済産業省審議官も

「安倍首相は自分を客観的に見ることができないナルシスト」

と酷評しました。

 

 

こう見るとその当時も現在も安倍首相の国際舞台にて行われた発言に対して肯定的な意見があまりないですね。

 

しかしそもそも安倍首相を国のリーダーとして選出し容認しているのは日本社会であり、出馬当初から改憲宣言を謳っていた安倍晋三という男がどのような政治家だったか見当はついたはず。

 

 

過去に大国主義を謳い小国主義政治を舵を大きく動かそうとした安倍首相の祖父である岸信介と中曽根康弘。

どちらも戦争の悲劇を繰り返したくない平和意識の高い国民たちの運動によって大国主義への道は阻まれ戦後日本の政治は右へ左へと軌跡を歩んできたが結局大国主義へは舵をきれず小国主義政治を展開してきました。

 

 

そんな中、再び大国主義へと舵をきり郵政民営化をはじめとする構造改革を行ってきた小泉政権が誕生しました。

 

すでにこの時には日本の財界やアメリカから自衛隊の海外派遣をはじめとする軍事大国への要求はピークに達していた流れの中で安倍晋三を食い止めることができなかったといえば聞こえはいい。

 

しかし安倍晋三が首相として選出された最大の要因は国民意識の低下だと龍ちゃんは思ってます。

 

 

いざ安倍晋三が軍事大国を謳い右翼的な発言をするとネットでは批判が殺到しますがあくまでネット社会です。

 

たかがネット社会、されどネット社会。

 

 

いま日本国民の中でどれほどの人が日本の政治に感心と興味をもち国家の主体として生きているのでしょうか。

 

果たして国民が選んだ首相と言い切れるくらい国民たちが参政しているのでしょうか。

 

 

参政権がないからこそ龍ちゃんはこう思うんです。

国民の力なき国家に民主主義は訪れず、力をもとうとしない国民たちに民主主義は訪れない。

 

何が言いたいかって自国の政治に危機感を感じたりするのであれば、まずは危機感を解消するために、国を変えるために何ができるか考えて行動すべきと思うんですよね。

 

 

龍ちゃんの周りには選挙に参加しない若者はたくさんいますし政治なんて興味ないっていう人はたくさんいます。もちろん若者だけではないと思いますが。

 

 

そんな人々を見ていると極論選挙に参加もせずに政治に興味すら持たない国民に国の政治を変える力があるのかなって思います。

 

文句を言ったり嘆くことは出来ても変えることは出来ない。

 

 

例えばこのまま軍事大国化が進み自衛隊を海外でも武力行使をさせる世の中がきたとします。

 

おそらくそうなれば日本は徴兵制を取り入れ若者に国事に貢献するべきだと迫るでしょう。

 

 

仮にそうなってしまった時、政治に興味をもってなかった人たちが同じように興味がないと言えるでしょうか。

 

自分の息子がいつ死ぬかわからない戦場へと駆り出されるというのに戦前のようにそれがお国のためと言って容認できるのでしょうか。

 

 

過去幾度となく訪れた大国主義への転換点で立ち上がった国民たちは少なくともそういう未来を拒んだからでしょう。

 

 

大国主義化された時代が来た時に日本政府反対、戦争反対をあげたところでもう遅いんです。

 

なぜなら見て見ぬふりをしてきたのは自分自身なのだから。

 

 

こんな世の中がくる訳ないと思ってる人は多いでしょう。

 

でもいまの安倍政権が展開しようとしている政策の先にはこのような未来が訪れたとしてもおかしくありません。

 

戦後保守政治の中で大国主義を唱えた首相はいれど憲法改正を謳い実際に踏み切ろうとしてるのは安倍晋三のみ。です。

 

 

日本社会で巻き起こっている様々な問題は大半が無知、無関心から始まり無行動が根底にあるのではないのかなー。と龍ちゃんは思います。

 

 

日本が真の民主主義を勝ち取ることができるかは国民次第。

 

そう。あなた次第。